ハナちゃん日記♪ 保護犬ハナのつぶやき
3代目ダックスとして捨て犬ハナが我が家にやってきた。お見合いからトライアル、正式譲渡を経て、家族になった。
ちょっぴり昭和な雰囲気で♪


おかーちゃんは断捨離中である。
 
ある日、物置の隅っこに、丁寧に包まれたまん丸なものを見つけた。
 
「これ、何かしら?」
 
それは、しまいこんだ張本人のおばーちゃんさえ覚えていない古い火鉢だった。 
 
おまけに家庭菜園の土だと思っていた袋に炭が入っていた。
 
「ふ〜ん。使ってみようかしらね。」
 
  
火鉢さんは優秀だった。 ほんわかさがエアコンとは段違いだ。

冷たい足を置くと即座に芯まで温まる。 おまけに炭の香りはアロマだ。
 


おかーちゃんは、、、はまった。
 
 
「お餅を焼いたら美味しいかも。」
 
食いしん坊のおとーちゃんは、即座に乗った。
 
ハナちゃんは様子を見に行った。確かに、ほんわか温かい。
 
「冬の楽しみができたわ。これで苦手な冬を乗り越えられる!」
 
よかったね、おかーちゃん♪
ハナちゃん、固まる


浜松のドッグランで、ハナちゃんは大きなワンに話しかけられた。
 
体重はハナちゃんの9倍、顔が大きいハナちゃんよりもっとお顔が大きい。
 
「こんにちは♡ わたち夏芽ちゃん♪あなたのお名前は?」
 
「レオンベルガーのランです。そっちの子は誰?」ランちゃんの声は低くて迫力があった。
 
「ハ、ハ、ハナちゃんです。よ、よ、よろしく、です、、、」
 
ハナちゃんは目を合わさずに答えた。
 
夏芽ちゃんは、新しいお友達が出来て大喜びだ。
 
「ハナちゃん、どうして固まってるの?あっちにもたくさんワンがいるわ。ご挨拶に行きましょ。」
 
お、お、おとーちゃんがここに居ろって言ったんだ。ハ、ハ、ハナちゃんは、行かないよ!
 


「うわ〜♡かわいい♡」

大型犬ラブのおかーちゃんは、ランちゃんをモフモフしまくって上機嫌だ。
 
「お、おかーちゃん!ランちゃんのシッポ引っ張ったらいけないよ!そんなに激しく撫でないの!何?乗れそうだ?ランちゃんに怒られるよ!」
 
ハナちゃん、どうやら大型犬は苦手らしい。
 
固まるハナちゃんを見て、おかーちゃんは笑いまくっていた。
ハナちゃん、オフ会に行く


今日は朝からいいお天気だね。
 
ハナちゃんは、保護犬のオフ会に行くことになった。
 
わーい!みんなに会える!
 
ところが、いつもはおとなしい夏芽ちゃん🌱が騒ぎ出した。
 
自分も連れて行け、ということらしい。
 
「ハナちゃんしか参加の申し込みをしてないわ。」
 
おかーちゃんは、夏芽ちゃん🌱の説得を試みた。
 
8年間をブリーダー犬として生き抜いた夏芽ちゃんである。それくらいであきらめる訳がない。
 
おかーちゃんは根負けした。
 
「はああ〜、10キロを連れて電車で移動ね、、、」
 
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電車では一番いい席に陣取ってお外を眺めた。
 
おかーちゃんは、ずーっと立ちっぱなしだ。
 
乗り換え3回、会場に着く前にクタクタになったおかーちゃんは、ずっきーさんを探した。
 
今日はクララちゃんだけが参加だ。

最高の癒し犬、アーチくんは数日前に虹の橋を渡ってしまったんだ。
 
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会場にはたくさんのワンがいた。
 
みんな保護犬なの?それにしても盛況だなあ。

と、思っていたら、大きなワンが話しかけてきた。

「おや、初めて見る顔だね。名前は何ていうの?」

「ハ、ハ、ハナちゃんです。よ、よ、よろしくです、、、」

夏芽ちゃんは、、、逃げた、、、
 
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おかーちゃんは、たくさんのワンに囲まれて上機嫌だった。
 
「うわ〜至福だわ♡」

写真を撮ってくれたトトちゃん&ジャニスちゃんママ、ありがとう。
 
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「ちょっと、おかーちゃんにひとこと言っておかなきゃね。呼んでくれたずっきーさんにろくに挨拶もしないで帰って来たでしょ。アーチくんにお花持って行かなかったでしょ。おやつも持って行かなかったでしょ。トトちゃんのシートに座って遊んで来ただけでしょ。」
 
「行けるって決まったのが昨夜でさあ、時間がなかったのよぉ。」

みなさん、わがままおかーちゃんがご迷惑をお掛けしました。
でも、ハナちゃんは楽しかったです。また呼んでください♡

 
キーボードさんが出てきた♪
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ハナちゃんちは、どこか他の次元につながっているらしい。

天袋なるところから、キーボードさんと呼ばれているものが出てきた。
 

「おかーちゃん、こんなの初めて見た。どっから来たの?」

「天袋。」

「誰が弾くの?」

「誰も弾けない。」

「どーしてうちにあるの?」

「買ったから。」

「誰が!」

「おかーちゃん、、、」



「これ、どーするの!」

「捨てようかな・・・」

「もったいないでしょ!」

「だってぇ、置いといてもしょうがないしぃ、、、」

「もー!ほんとに手が掛かるんだから!どうしたらいいか、エルモちゃんに聞いてあげるよ!」


キーボードさん、古いけど、新品だ。音も出た。

おかーちゃん、ピアノを習うには年を取りすぎてるし、音楽の才能がない。

とりあえず、ハナちゃんが引いてみた。

おお、いいね〜♪

ハナちゃん、DEMOってところを押すと自動で演奏してくれるのを何故か知っていた・・・


やわらかな秋の日
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おかーちゃんが、ケーキを持って、朝活から帰ってきた。
 
楽しかった?
 
「うん、とっても。勉強になったし、いろいろなお話が聞けて楽しかったわ。」
 
よかったね、おかーちゃん。
 
  
「ハナちゃん、お茶にしましょ。」
 
  
おかーちゃんは、ケーキと紅茶、
 
ハナちゃんは、歯磨きガムをお皿に乗せて窓辺に座った。
 
  
「今日は久しぶりに太陽が出たわね。」
 
  
ハナちゃんとおかーちゃんは、おしゃべりを楽しんだ。
 
やわらかな秋の陽ざしは、ハナちゃんたちを優しく包んでくれた。
 
この優しさがみんなに届きますように♡
犬神の花さま♡
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おかーちゃんが、お友達の劇団公演を観に行ってきた。

「面白かったわ〜。犬神さまが出てくるのよ。月さまでしょ、雪さまでしょ、それから一番偉いのが花さま。あら、ハナちゃんと同じ名前ね。」


どーしてばれたのかな。ハナちゃん、実は犬神だってこと。

これ、誰の脚本?劇団ちょもらんまの高山さん?

内緒にしてもらうように言いに行かなきゃ。


実はこの話、続きがある。犬神を統率している大犬神という存在がいるのだ。
 
おかーちゃんが写真を撮ったら続きを載せるね♡
のび蔵くんがやってきた♪


みっふぃさんちから、横幅が自由に変えられる本棚さんがやってきた。
 
のび蔵くんと名付けられたこの本棚、なかなか優秀である。
 
「本の代わりに置物とかお花とか置いてもおしゃれね♪」
 
おかーちゃんは、構想を練っている。
 
 
そうか、何か置いちゃえば自分のものにできるのか。
 
ハナちゃんは、お気に入りのおもちゃとフードを配置してみた。
 
ヨーグルトもいいな。ゴミ箱から持ってこよう。
 
 
「あ〜っ!のび蔵くんがハナちゃんのお気に入り置きになってる!」
 
おかーちゃん、もう遅いよ。早い者勝ちだよ。
 
何?ハナちゃんにはあげない? じゃあ、におい付けするもん!
  
のび蔵くん争奪戦、しばらく続きそうである。
おかーちゃんの触角♪


今日は寒いなあ。

ハナちゃん、朝から毛布にもぐって夏芽ちゃんとぬくぬくしてるよ。



最近は雨が多いね。

うちにはね、“ナメさん”って呼ばれている、雨になると出てくる子がいるんだ。



ナメさんは、神出鬼没で、いつもおかーちゃんを驚かせているんだ。

おかーちゃんが悲鳴と同時におとーちゃんを呼ぶときは、だいたいナメさんと遭遇した時さ。



昨夜もね、おとーちゃんっっ!って叫び声が聞こえたんだ。

でも最近、塩、しお、シオって言わないなって思ったら、この前、ナメさんの声を聞いちゃったからなんだってさ。



「おかーちゃん、ナメさん、何て言ってたの?」

「目が合ったのよ。そしたら、その子、触角を動かして、“しまった・・・”って言ったのよ。」

「それでどうしたの?」

「仕方ないから、見て見ぬふりをしたわよ。ほっといたら5分後にはどこかに行ってしまってたわ。」

「おかーちゃん、最近いろんな子に話しかけられるね。このあいだはカラスさんでしょ。」

「明治神宮で会った子ね。話し相手になってくれたわ。」



このところ、おかーちゃんのアンテナは、ビヨ〜んと自由に動いているらしい。

まるで、ナメさんみたいだね。

今度から、おかーちゃんのこと、ナメさんって呼ぼうかな、、、って言ったら、夏芽ちゃんに尻尾を踏んづけられた。


「ハナちゃん、それ、今までで最大の地雷よ・・・」


たいへんだ、ご飯を減らされるくらいじゃすまないところだった。

ハナちゃん、危機一髪を回避した、、、
走り方指南♪


今日は、いいお天気だね。
 
空には、うろこ雲。秋だなあ。
 
 

ハナちゃんは、運動不足のおかーちゃんをドッグランに連れて行った。
 
おかーちゃんを走らせるのは大変なんだ。
 
 

「今日は暑いから走ると汗かくわね。やめとくわ。」
 


おかーちゃん!運動しないとまた太るよ。

着れるお洋服がなくなっちゃうよ。
 
 

「走り方忘れちゃった。」
 


仕方ないなあ、ハナちゃんがお手本を見せてあげるよ。
 
お耳をブンブンさせてね、お口を開けて、舌をチョロっと出すんだよ。
 
ほら、やってみて!
 
 

おかーちゃんは、座ったまま、お耳を動かして、お口を開けて、舌を出した。
 
できたじゃん!えらいじゃん! 
 
 
 
「あ〜、いい運動したわ!」
 
 

そばで見ていた夏芽ちゃんは思った。
 
「ハナちゃん、ごまかされてるわ。今日もおかーちゃんの勝ちだわ・・・」
牛さんとダンス


ハナちゃんは、獣医さん主催のイベントへ遊びに行った。

すれ違うワンたちは、みんなカラフルなポンポンをつけていた。

「ハナちゃんもほしいな、、、」



「ポンポンとネックレスど〜ですかぁ〜♪」

そこは、トリミングの学校が出しているブースだった。

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ハナちゃんと夏芽ちゃんは、オレンジ色のポンポンをつけてもらった。

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「わたち、思うんだけど。ここの人たち、とってもワン扱いが上手よ。さすがトリマーさんの卵だわ。それにしてもキレイな人たちね。」



別のテントでは牛さんたちが踊っていた。

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この牛さん、美人さんとハンサムさんばかりだった。

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踊りが終わった頃、1頭の牛さんがハナちゃんに話しかけてきた。

「ここのソフトクリーム美味しいわよ。毎年評判なの。」

おとーちゃんはソフトクリームをゲットした。

「ホントだ。これ、めちゃ美味しい!」

「え?本当?」

ソフトクリームは、おとーちゃんじゃなくておかーちゃんのお腹に入ってしまった。



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会場には、フクロウさんと鷹さんがいた。

「フクロウさん、こっち向いてもらえないかしら?」

フクロウさんはカメラ目線で写真を撮らせてくれた。


「フクロウさん、ポーズ取ってもらえないかしら?」

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もう一羽のフクロウさんは、お口を開けたポーズを取ってくれた。


「フクロウさん、さわってもいいかしら?」

フクロウさんは、要求の多い人だなあと言いつつ、今日はイベントだから特別だよ、と言ってさわらせてくれた。

「うわ〜、やわらかい♡」

おかーちゃんはご満悦だ。



夏芽ちゃんは、おおきなワンと一緒に写真を撮った。

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「お顔が体の半分もあるワンなんて初めてだわ。ハナちゃんもお顔が大きいけど、それ以上だわ。」




「あら、ハロウィンブースがあるわ。ハナちゃん、モデルやって。」

ブースのおねーさんは、ハナちゃんがモデル犬だと知らないらしい。

おもちゃとおやつで一生懸命に気を引いている。

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「ハナちゃん、笑って。」

「はい、おかーちゃん♡」

ハナちゃんは、にっこり笑った。

ハナちゃんは、お駄賃に1本30円のおやつ骨を2本買ってもらった。



別のブースには爬虫類さんたちがいた。

まずは、亀さん。名前はステファニーとジョージだ。

この亀さん、おかーちゃんが呼んだらそばにやってきた。

おまけに頭を撫でさせてくれた。

「頭なで放題のカメさんなんて初めてだわ。」

おかーちゃん、カメさんの写真は?

「うれしくて撮り忘れたわ・・・」

おかーちゃん、人の名前は覚えないのに、どうして動物の名前は一回聞いたら忘れないんだろ。



隣にはニシキヘビさんが係りのおねーさんに気持ちよさそうに抱っこされていた。

おかーちゃんは、ナデナデしに行った。おとーちゃんは、、、逃げた。


そのまた隣には、イグアナさんらしき爬虫類がいた。

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なんと、名前は、花ちゃんだ!

おかーちゃんは、またもやナデナデしに行った。

おとーちゃんは、、、遠くから怖いもの見たさに覗いている。


他のブースには、ポニーさんや鶏さんもいた。



ハナちゃんは、おやつ骨とフードの試供品をいっぱいもらった。

夏芽ちゃんは、靴を買ってもらった。

「わたち、これで足から血を流さずに歩けるわ。」


ハナちゃんと夏芽ちゃんは、秋を満喫した。

楽しい1日だったなあ。

帰りの車の中で爆睡しながら、ハナちゃんと夏芽ちゃんは同じ夢を見た。

次のイベントはいつかな、二人でおかーちゃんのスマホを覗き込んでいる夢だ。

秋はイベントがいっぱい。おやつがいっぱい。最高だ!