
ハナちゃんは、めいそう小屋を見つけた。
「ふ~ん、あっち行ったり、こっち行ったり、まっすぐに歩かないひとが入る小屋か。おとーちゃんのことだな。お散歩中に新しいお店を見つけると必ず立ち寄るもんな。せまい道を、右に行ったり左に行ったり、なかなか目的地に着かないもんな。」
「おとーちゃん、ハナちゃんにだけは言われたくないな。何か食べるものが落ちてないか、狭い道を広く歩いてるのはハナちゃんでしょ。」
「ちがうよ。おとーちゃんだよ!」
「ハナちゃんだよ!」
「ここは、瞑想小屋!そうやって地に足がついてないワンたちが入るところ!ふたりとも少し中でおとなしくしてなさい!」
おかーちゃんにおこられたハナちゃんとおとーちゃんは、瞑想小屋に入れられた、、、