
あしたはハロウィンだ。
「おとーちゃん、ハロウィンって何?」
「お菓子食べ放題の日!」
「ほんと?♡」
「ちがうわよ!」
「かぼちゃを食べる日じゃないの?」
「それは冬至でしょ!」

「わたち、おばけとお話しする日かと思ってた。」
「近いものがあるわ。」
「おかーちゃん、おばけとおはなしできるの?」
「それは遠慮したいわね。」
「どーして?」

「だっておばけってこんな顔↑してるのよ。おっかないでしょ。」
「ほんとね。手がうらめしや〜って言ってるわ。」
「夏芽ちゃん、それはハナちゃんだよ!」

ハナちゃんは、かぼちゃの帽子を借りてかぶってみた、とその時、ハナちゃんの上に光がふりそそいだ。
「このうちはまるでジョークだわ。こんどはホラーじゃなくて面白い世界に入れてあげましょ。」
妖精タイムの始まり、始まり、、、