おとーちゃんとおかーちゃんは、ハナちゃんたちを置いてお出掛けしてしまった。
「夏芽ちゃん、どうする?エルモちゃんに会いに行くのにハナちゃんを連れてかないなんて!当てチーじゃすまないよ!」
「おかーちゃん、おみやげ買ってきてくれるって言ってたから、それ次第ね。いたずらは次の日に持ち越してもいいわ。」

夜になっておとーちゃんとおかーちゃんが帰ってきた。
ミッキーと一緒に、、、

「かわいいわぁ!!!わたち、ミッキーがほしかったの!ひまわりもきれい!」
「でも、これ食べられないよ。」

「ハナちゃん、桃もあるわよ。すごくいい桃よ。」
「やったぁ!!!」

「まだ他にもあるのよ。」
「なんだろ、なんだろ♪」
「なにかしら、なにかしら♪♪」
「おかーちゃん、たまにお留守番してあげてもいいよ。」
「ハナちゃん、もうゴミ箱ひっくり返さない?」
「うん。」
「夏芽ちゃん、当てチーしない?」
「うん。」
ハナちゃんは、お腹がグ~っと鳴った。夏芽ちゃんは、うれしくて舌が長くなった。
おかーちゃんはニヤッと笑った。
「作戦勝ち、、、ふふふ。」
梅雨が明けて楽しい夏がやってきた、、、