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ハナちゃん日記♪ 保護犬ハナのつぶやき
3代目ダックスとして捨て犬ハナが我が家にやってきた。お見合いからトライアル、正式譲渡を経て、家族になった。
クロちゃん
池田病院

ハナちゃんは、おとーちゃんが帰ってくるのがわかる。30分前になると周りの空気が変わるんだ。ハナちゃんと夏芽ちゃんは時間になると玄関でお迎えの準備をする。

「あれ、なんか今日はいつもより早く空気の流れが変わったような気がするんだけど?」
「ほんとね。どうしたのかしら。」

おとーちゃんは、1時間も早く会社から帰ってきた。

「おとーちゃん、どうしたの?何かあったの?」
「お医者さんに行くんだよ。」
「おとーちゃん、どこか悪いの?」
「違うよ。ハナちゃんだよ。昨日からお口がプク〜って腫れてるじゃないか。」

このあいだ歯をたくさん抜いて歯肉炎は良くなったはずなのに、ハナちゃんはまたお医者さんに行くことになった。

「ハナちゃん、おとーちゃん、なんかウキウキしてない?」
夏芽ちゃんは不思議がった。

お医者さんには、いつもの受付ワンがいた。

「ハナちゃん、いらっしゃい。このコスプレいいでしょ。貸してあげようか?」
「それよりもさ、おとーちゃんがご機嫌なんだよ。どうしてかな。」
「ああ、それね。クロちゃんを抱っこできるからじゃない?」

クロちゃん

クロちゃんは、ここのニャンコだ。診察室の中に住んでいる。交通事故で瀕死だったのを先生が助けたんだ。片目がなくて顎が潰れているけど、目が合うと飛んで来るワンみたいなニャンだ。

「クロちゃ〜ん♡ あれ、今日はいないのかな。」
おとーちゃんは、ハナちゃんを診察台に乗せながらクロちゃんをさがした。
「あ、いた!」
おとーちゃんと目が合ったクロちゃんは、棚の上からダッシュで飛んできた。

「ハナちゃん、レントゲンを撮りましょうね。ちょっと外で待っててもらえますか。」
「先生、クロちゃんを待合室に連れて行ってもいいですか?」

先生は苦笑しながら、OKを出した。

クロちゃんは、よだれかけをかけている。顎が潰れているからよだれが止まらないんだ。おとーちゃんは、コートが汚れるのも気にせず、クロちゃんをなでている。

「かわいいなあ・・・」
「おとーちゃんは、どう見ても生粋の猫派だわ。」
「違うよ。猫派じゃないよ。犬派だよ。」
「その抱っこの仕方は犬派じゃないわ。」
「そんなことないよ。おかーちゃんも抱っこしてみる?」
「おかーちゃんは、猫の抱き方知らないもん。」
「簡単だよ。ワンよりやわらかくて気持ちいいよ。ほら、ゴロゴロ喉を鳴らしてるでしょ。」
おとーちゃんは、猫の話を始めると止まらなくなる。


おとーちゃんたちが待合室でしゃべっている間、ハナちゃんは、ブルブル震えながらレントゲン室にいた。また置いていかれるんじゃないかと思ったら生きた心地がしなかった。それなのに、おとーちゃんは、クロちゃんを離さない。ハナちゃんは、決意した。
「ハナちゃんは、今日からおかーちゃん派になる!おとーちゃんが呼んでも行かない!ごはんをもらう時以外は無視!」

おうちに帰ったハナちゃんは、おとーちゃんの腕から飛び降りて速攻でコタツに入った。中では夏芽ちゃんが居眠りをしていた。
「夏芽ちゃん、聞いてよ。おとーちゃんは、ハナちゃんよりクロちゃんがいいんだ。完全猫派なのがバレバレだよ。もうこうなったら、おかーちゃんに付くしかないよ。」
「そうね。わたちも今日からおとーちゃんのお布団に入るのやめるわ。」

さあ、どうなるおとーちゃん。猫派1名、孤立必至である・・・
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